どんぐり学舎

かてごりー:子どもとのくらしの中で

にんじん

教室の棚に

にんじん、を置いてみました

かわいい葉っぱが出てきていたので

 

いつもは庭に住む「ふくちゃん」のおやつになりますが

ふくちゃん

品種:ジャパニーズホワイト

7歳 メス

 

さて、

にんじん

に気が付く子はいるかな

 

まあ、ほとんどの子が、気づきません

気づいた子の反応は、というと

「これ、なに?」

「…にんじん…かな?」

「え、こんな葉っぱ?違うよ」

「や、にんじんでしょ」

「わかんない」

 

わたしは「ぷぷぷ」と心の中で笑いながら、

子どもたちの反応を楽しんでいました

 

わたしたち大人がとっくに知っていることや

当たり前と思っていることを

子どもたちは知らないかもしれません

 

先日、

テレビの討論番組で

AI(人工知能)について有識者がバトルしているのをちらっと見ました

討論番組はあまり好きではないので

全部見ることはしませんでしたが

たまたま見てしまってびっくりしたのは

全員がものすごく早口で、恐ろしいスピードで話すことでした

え、これって、みんな聞き取れているのかな?

ものすごく「頭がよさそう」なすごい人たちが集まって、

ものすごいスピードで討論していました

内容のほとんどが、私には肯けないことばかりでしたが、

ひとつ、一番気になったのが、とっても美しくて頭のよさそうな女性の発言でした

ある男性参加者が

 

「2016年は夏目漱石没後100年、

 彼が今生きていたら、今の人間を人間と思わないのではないか

 前も見ず、手元のなんか小さな機械をみんなしてそれぞれが見ながら、

 ぶつかってもなんにも反応せず歩いてる

 そんな姿を人間とは思わないのではないか

 …たった100年なのに…」

 

というような発言をしたのですが、その隣にいた女性参加者が、

 

「え、でも、今の時代に生まれた子は生まれた時からそれが普通で、

 当たり前の状態。それの何がいけないの?」

 

と反論

男性は口籠もってしまい、

司会進行の人に「言い返せないんですか」と突っ込まれていました

 

きっと、そこにいる人たちは全員が、ものすごい知能と知識をもっていて、

早口で一生懸命自分の考えを述べて、理解してもらおうとしていて

もしかしたらその女性の発言にだって、続きがあって、もっと意見があるのかもしれません

 

でも、なんとなくやっぱり、この手の番組は苦手で、

その辺で見るのをやめました

 

子どもは、

みんないつか大人になります

私たちもみんな、子どもでした

子どもとのくらしは、もっと単純で、自然であるべきで、

大人の世界が変わっているからって、子どもの成長にはなんら影響はなくていい

いつか大人になる時に、

子どもたちは自分の知力と体力をベースに、自分の生き方を選択していきます

どんな世の中になろうと、

その時、自立した人間として存在できていれば、

必ず生き抜くし、

生きる喜びや、生きる意義を、実感しながら生きていけるでしょう

 

できれば

もっと時間の流れのゆったりした時代や、もしかして地球上のどこかにある理想郷に

移住して子育てをしたいものだけれど

それが叶わないならば

今のこの環境で

子どもが子どもである間だけをしっかり守るのが親のつとめであり

びゅんびゅん変わる環境にいちいち適応するよう実地トレーニングをすることなんて

まるで無意味だということに

早く気づくべきだと思います

 

もっともっと、根っこの部分、

もっともっと、重要な部分、

そこだけをよーーく、見つめながら子育てを

 

さて、にんじん

 

昔のお母さんは忙しかった

水を汲み、火を起こすところから家事が始まります

今朝もふと、コーヒー豆を挽こうと電動ミルのプラグを持ったとき

思ったのです

電気がコンセントまで来てるから、こんな簡単になんでもできる…

そんな「あたりまえ」のことを、

子どもも感じるでしょうか

 

ほとんど、葉をとられた状態で売っているにんじん

(葉っぱを天ぷらにすると美味しいのに!)

でも

放っておくと葉っぱが出てくること

私たちには当たり前の光景

子どもには興味深い新しい発見かもしれません

 

毎日が興味深い新しい発見だったら

わくわくするでしょうね!

 

 

 

 

 

ぷろふぃーる
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