どんぐり学舎

かてごりー:どんぐり問題

ギャラリー 2017.6.13

フェイスブックに時々載せていた、私の心が震えた作品集

今後はできるだけ、ブログの方に掲載することにしました

 

※フェイスブックで友達申請をしてくださった方へ※

なりすましや、間違い申請を防ぐため、メッセージのない申請には

お応えしていません

申し訳ありません

 

0MX70

しっぽに てっぽうを つけている さるが どうぶつえんから にげだしました。

てっぽうには 15はつの かみで できている たまが はいっています。

3ぽ あるくたびに 1ぱつの たまを うつとすると、なんぽで たまは

なくなるでしょうか。

描かれていることがら

●おり

●おりから逃げ出したサル

●しっぽに黒い鉄砲

●15発の玉

●たくさんの「3」と「...」

工夫していることがら

●サルがおりにつかまって、ちょっとにやけている…(逃げてやったぜ!みたいな…)

●しっぽの鉄砲に「15発の玉が入ってる」ということを、囲みと矢印で示している

●3歩歩くと1発打つ、ということを、数字で考えようとしたが、

 よく見ると細かく点が打ってあって、 ちゃんと45歩を数えた形跡がある

●答えは「45」と書いてありますが、薄くわたしが「ほ」と書いています

 まだ文字や数字を厳密に指導していません

 桁も習いたてで、学校ではここまでの大きな数はまた扱っていませんが、

 数えれば「45」だとわかったようでした

 正しく言って、書いてやり、子どもによってはその字をなぞります

 

G0-2

年長の2月から始めた現在小学校1年生

始めてから1年3ヶ月経過

問題は読み聞かせ方式

私が読んだところまでを描いていきます

私の顔を見ながらふむふむ、と聞いていて、

「えーっ」

「そりゃ、やばいよ!」

「なんだ、紙かよ」

とか突っ込みながら楽しそうに描いていました

この日、もう一問も含め、この子に変化があったので本人に話しました

「ねえ、今日はいつもと違う点がある。なんだかわかる?」

「……??」

「いつものA君じゃない。なんか、パワーアップしてる。」

「…ぜんぶ、絵にしたこと?」

「それもそうだけど、でも、違う。」

「なんだろう…」

「あのね、いつも

  “えーっ!そんなにたくさん描けないよ!”とか、

  “めんどくせ~”とか、言うのに、今日、いっこも言わなかったよ」

「!!」

本人、気づいていなかった!とびっくりした表情で、

でも、

「えらかったね。すごいや。パワーアップしたんだね。」というと、

誇らしげな、大人びた、でも、透き通った真ん丸の目をくるくるさせて微笑みました

とっても丁寧に育てられたお子さんです

私を見つめる真ん丸の目と、顔の表情筋の柔らかさから、

親御さんの真剣な子育て観に守られたものがよくわかります

 

2MX89

ひかるピョンは、誕生日にダイヤを20個貰いました。このダイヤは何時でも

1個60万円で売れます。そこで、ひかるピョンは、丁度半分のダイヤを売って、

1枚8円のカードを買えるだけ買うことにしました。何枚のカードを買うことが

できるでしょうか。

描かれていることがら

※左上から物語が進んでいます

●ダイヤ20個

●1個60万円という表示

※左から右、上から下、とコマ送りで物語を描いています

●カードが欲しいから半分売ろうという場面

●お店で10個のダイヤを台に載せて1個60万円で売る場面

●計算したら10個で600万円換金できたと驚いている場面

●カードは1枚8円という表示

●600万を8で割る計算

工夫していることがら

●「プレゼントはあなのなか」と、仕掛けを使っている

●「なんだろう?」という顔をして、ロープをつたってダイヤのところにおりている

●「カードがほしいな」「600万円手にした!」「何枚買えるかな…」などという表情

 

G3-4

3年生の4月から

現在5年生

2年2ヶ月経過

御覧の通り、問題に直接関係のない絵も空想力豊かに描く子で、

派生した別の物語に夢中になるあまり本筋からそれてややこしくなることもありますが、

この子の特徴としては、その部分が大事、と判断し、黙って見守っています

もう5年生なので、

「絵に数値が反映されていない」とか「データを集約してごらん」などと

アドバイスすることはありますが、

ゆっくり、自分の世界を守りながら進んできたこの子の脳内は、

周囲が理解し、守る事でまだまだ無限に広がる可能性を秘めている、とわかっています

最近の変化は、ただただ物語を作って絵にするだけでなく、

最後に聞かれることを覚悟しながらきちんと描いていく、という工夫が出てきたところです

一進一退ありますが、確実に進化しています

小学校生活あと2年弱

この子の中のファンタジーを、守ってあげられる場所では守り続けたいな、と思っています

親御さんもそこをとても大切になさっています

誰かと比べるのではなく、その子自身を見つめること

焦らず、信じ、待つこと

ファンタジーは誰にとっても絶対に必要な心の部屋

自分だけがその鍵を持っていて、自由に出入りできる

大人になるにつれて、その中に留まる時間はなくなり、

いつかはその部屋の存在さえ忘れるけれど、

戻りたければいつでも自由に戻れる自分だけの部屋

この子を見ているといつも思い出すこの本

 

サンタクロースの部屋―子どもと本をめぐって サンタクロースの部屋―子どもと本をめぐって
松岡 享子

こぐま社 1978-11-20


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私も、これまでの人生、

つらい時、苦しい時、何度もその部屋に駆け込みました

 

 

生徒たちの答案はその子とその家族の宝ではあるけれど、

わたしにとっても大切な宝物です

わたしだけが見せてもらうのではもったいないから…

私が心震えた答案とその子の物語を、これからも時々紹介したいと思います

 

御注意★塾生の保護者のみなさんへ

プライバシー保護は必ず最優先しますが、

もし「わが子の作品だ!」とお気づきになっても、

決してこのページをお子さんに見せないでくださいね

写真を「記録用」と言いながら撮影していることは知っている子どもたちですが、

ブログに紹介されているとは知らないはずです

今後も、素敵な作品をたくさん生み出せるよう、

意識させたくないので、どうか見せないで、知らせないでくださいね

ご意見、ご感想などありましたらメールでお知らせくださいね

ぷろふぃーる
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