どんぐり学舎

かてごりー:どんぐり問題

楽しんで描くということ

幼児に紙とクレヨンを持たせると、大抵の子は大喜びでぐるぐるぐる…とはじめます

小さい頃はみんな、上手か下手かなんて気にもせず、描く喜びに満ちた風な、

そんな描き方をしています

乳幼児の発達について勉強していた頃、

ベテラン保育士に「こどもの絵はうんちのようなもの」という話を聞きました

出さなきゃ不健康になり、いつでも出せる環境を作ってやることが大事で、

出たものからその子の健康状態までわかる

なるほど、でした

以来、リビングに真っ白の紙と画材を自由にできる状態にしてきました

 

小学生になると、そんなことはないのでしょうか?

園児と児童の境目があるのでしょうか?

いいえ、境目はなく、導入は「描く喜び」でいいと思うのです

どんぐり問題(正式名称:どんぐり倶楽部良質の算数文章問題)の始まりで大切なことは、

描く喜び、楽しさなのです

だから年長さんコースからあるのだろうな~と思います

小学生になると、とたんに「お勉強」だという意識が強まってしまいます

きゅうに脳がかっちかちになって、思考が限定される子が多いです

「わかんない」「かけない」を連発し、

自分で自分をぎゅうぎゅうにしばりつけているように見えます

その直前まで自由な言葉で話し、自由な表情でふざけていたのに、

「文章問題」に身構えるその変わりように、

その子の描く自由、考える自由を奪ってきた環境を悲観します

「これとこれを、足せばいいの?」「これ、何算?」

そんなことを求めているのではない、君が考える過程を描くんだよ、

ただただ、その変ちくりんなキャラクターを自由に描き、

必要な情報を書き込み、あとでじっくり思考するのです

我が家の話ですが

長女のまねっこばかりして止めてもさえぎっても常に追いかけてくる4歳下の次女は

園児の頃からどんぐり問題がお絵かき遊びの延長で

まだ学校では足し算も引き算も習っていないからこういう問題もなんの迷いもなく

鼻歌交じりで楽しそうに描いてたーくさん描いたちまちましたのを

「いーち、にーぃ、さーん…」と数えて

「はい、こーたーえー!」

この子も教科書で「たしざん」って習ったら、

「これとこれを足せばいいの?」って尋ねてくるようになるのかしら…

そうならないように、大切な思考過程を楽しんで身につけてきたつもりですが

 

どうか安直に解答を求めるような問題をやらせないで

速いからって、暗算をしたからって、ほめないで

遅くても、回り道をしてもいい、その子がどうやって考えているのか、しっかりと見届けてあげて

小学校の最初から、そこを大事にしてあげたいですね

ぷろふぃーる
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