どんぐり学舎

かてごりー:どんぐり・しぜん・すくーる

《放課後どんぐり》たくさん集まったら、できる!野球!

台風一過

学校は先走って、休校!

なんていい青空!

そういえば…

カツオも、のび太も、学校から帰るなり、バットにグローブをさして、

「空き地」へ出かけていましたね

野球をやりたければ、少年野球チームに入るべし!という昨今、

ローカルルールで子どもたちが自主的に楽しめる野球遊びはできないものか…と

野球経験のない私は考えに考えました

そこへ、元高校球児の夫の平日休み(代休)

よし!そこで野球企画だ!みんな集合!!

 

…というわけで、台風一過の月曜日、

《放課後どんぐり》野球しようよ!が実現しました

小さなボールを、細いバットにあてて、あたったら走る!

守備はボールを追いかけて、投げる!

走って走って、一周まわって戻ってきたら、1点!

 

なんと単純で楽しいゲームでしょう

集中力、瞬発力、判断力…いろんな力を使います

 

休み時間や、放課後に、すでに野球を楽しんでいる子たちもいますが

そのほとんどが男子です

「野球は男の子のスポーツ」と思いこんでいる現代っこたち、

最初のフリーバッティングの時にほとんどの女子が「え…いやだ…」と逃げ腰

でもね、

やってみると女子も男子と変わらない!

慎重にバットに当てるから、むしろヒットを連発する子や、

思い切りぶーん!と振って、真剣に1塁まで走る様子も逞しい!

全然、男の子だけのスポーツではないんです

サッカーのようにずっと走り続ける訳ではないからバテる子もいないし、

走るか、止まるか、常にボールとプレイヤーを見て、判断しています

考えてみたら、ものすごく緩急のあるスポーツなんですね

野球の得意なお父さんが、夫以外にも二人、参加してくれて、

子どもたちはかっこいいお手本を見て大盛り上がり

お父さんたちみたいにかっこよくできるかな!?

すごいお手本です!

 

事前に、夫とは「どうやって導入していこうか」と話し合っていました

少年野球チームに入りたい希望者の練習ではないし、

生まれて初めてする子もいる、ルールを全く知らない子もいる

昔なら、大人は関わらずに子どもが集まれば勝手に、それぞれのルールを決めながらやってた野球

毎日、毎日するもんだから、今日負けても、明日がある、今日勝っても、明日は負けるかも!

ペナントレースみたいに、延々と終わらない楽しい勝負の世界!

そんなきっかけを作れたらなあ…

 

まずは「フリーバッティング」をしてみよう、

それから、子どもたちが試合をしたいと多分言い出すから、

そしたらその時導こう、ということにしていました

幼稚園の子から中学生まで、順番に並んで「フリーバッティング」をしました

そのうちに案の定「試合がしたい!!」と言い出す子たち

チーム分けは子ども主体で、お父さんたちのバランスもよく分けて、

実際、暗くなってボールが見えなくなる直前まで試合は続き、

見事、引き分けになりました

珍プレーも好プレーも飛び出し、見応えのある試合でしたよ

初めて野球をした子たちも、「野球っておもしろいんだね!」と興奮気味でした

どんなスポーツも、こんな風に楽しめたらいいな

上手でも上手じゃなくても、

勝っても負けても、

大笑いしながら

全力で走りながら

思いっきり体を動かして、のびのびとできればいいな

 

私はスポーツの指導経験といえば、

スキーと、育成会のポートボールくらいしかないけれど、

いずれにせよ、子どもたちの目がかがやいているかどうかは重要な点で

確かに、うまくなりたい、勝ちたいんだけど、それでも、大事なのはそこだけじゃなくて

何より、好きって気持ち

何より、楽しいって気持ち

それが一番大事だと思うのです

 

もちろん、上を目指すにはそんな甘い気持ちではいけないのでしょう

でも、

自分が「好き」って気持ち、「楽しい」って気持ちがたくさんあって、

さらに、強くなりたい、うまくなりたい、って気持ちが湧き上がってくれば、

そのためにはどうしたらよいか、自分で考えるでしょうし、

努力も厭わなくなるのではないかと

(はっ…それってどんぐり理論ですね)

 

こんなんじゃ、とってもオリンピック選手やプロ野球選手は育てられませんね(笑)

でも、こんなちょっとした遊びを通じて、

もしかしたら色々なスポーツへの可能性を、自分の身体能力に見いだすかもしれません

ルールを決めたり、話し合ったりしているうちに、コミュニケーション能力が高まるかもしれません

 

黙って見ていると、まだまだ集団遊び、縦社会に慣れていない子どもたち

自己主張ばかり、勝ち負けばかりにこだわって、感情的になる子も少なくありません

小さな子どもたちの小さな社会ですが、

いつかそれぞれが大きな社会に出て自分という存在を確立していくのです

この悔しい気持ちをどう処理しよう、どう次のチャンスに生かそう、

みんなそう、前向きにとらえて、自分のために努力できる強さを身につけられたら!

 

本当なら子どもだけで見つけてほしいことがたくさん

それでも、ほんの少し、大人がきっかけを作ってあげなければならない現代を

残念に思いつつ、わが子が育つ間だけでもやはりそこは、諦めたくないのです

 

放課後どんぐりは

老体にむち打って、できるだけ私が最初は主導で企画しますが、

そのうち、独立した、

ごくごく自然な、子どもたちの遊び場を提案するものに育っていくことを願っています

今回、平日休みのお父さん、仕事帰りのお父さんも協力してくださいました

晩ご飯の支度で忙しいはずのお母さんたちも、毎回、立ち合ってくれます

この夕方の時間をやりくりするために、どれだけ努力なさっているのだろう、と

頭が下がります

 

勉強や、スポーツチームの練習と比較すると、

いかにもくだらなくて、ただの遊びの時間で、

なくてもいいような存在価値かと勘違いされそうですが、

私は他のどんなことよりも、貴重な時間だと思っています

 

子どもたちを遊びで満たそう

放っておいても勝手に満ちた時代から、変わり果てた現代でも、

やっぱり子どもたちを遊びで満たすことは、

強く、賢く、優しい子が育つ上で必須です

 

来週も放課後どんぐりはどこかで真っ暗になるまで開催されます

小さい子も大きい子も

みーんな集まれ!

all good photos by Abe-san

ぷろふぃーる
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