どんぐり学舎

かてごりー:子どもとのくらしの中で

親と子の距離を考える

昨日も《放課後どんぐり》

今は、定番遊び場を模索中で、

あちこち行っています

 

昨日は、小さい頃、私も遊んでいた公園

自分がなにをしていたかな~と思いだし、

そうだ、砂鉄集めだ、と思いつき、取り急ぎ、磁石や袋を持っていったものの…

うーむ

改善の余地有り

悔しいので次回、もっとちゃんと材料を集めて再挑戦!!

 

他にも、「ゴム跳び」

暗闇でケイドロ(ドロケイ?)

(どっ…どこにいるんだ!?子どもたち!闇の中にたくさんいるんですけど…)

 

砂鉄集めを一貫して続ける子、

ブランコ、

ターザンロープ、

子どもたちは自由気ままに遊んでいました

時にはちょっとしたトラブルも

 

親たちは主に砂鉄集めの砂場付近にいて、

井戸端会議(必須)(笑)

昭和の女としてゴム跳びの手本もみせましたよね!

 

仲間が大事なのは子どもだけではないですからね

初めて会っても、すぐ仲良しに

 

何回か《放課後どんぐり》やってきて、まだまだ定着するにはほど遠いのですが、

ふと、これから、もっと自然に、もっと昔の子みたいに、

逞しく、楽しくこの時間を過ごして貰うにはどうしたらいいかなぁ

と、なにをしていても最近は頭をよぎります

 

これは、親御さんにはわからないだろうけれど、

普段の教室での様子とあまりにも違う子どもたち

なにが違うって、親が近くにいる、という状態の、子どもたち

 

それは、すごく幸せなこと

それは、すごくほっとすること

親が近くにいてくれるなんて、親が遊び場に一緒にいてくれるなんて…親が…

 

いないんです。本当は!

 

いなかったでしょう?子どもの頃、親が、子ども同士の遊び場に

 

だから、実は悩んでいるんです

子どもは、親の見ていないところで成長する

 

でも、現代のような密室育児で、それはとても難しいことです

これは、赤ん坊との閉鎖的とも言える暮らしから「親業」を始めた私たちには、

痛感してしまっている事実です

だって、いつでも親とでなくちゃならないんだもの

大変でしたね

「子どもとだけ」の暮らしに、息が詰まりかけたことも、正直ありましたよね

でもそれは、

子どもにとっても同じことなのです

 

だから、地域を変えよう、世の中を変えよう、なんて、今から、無理…

もちろん、私は諦めていないけれど

だから、せめて、気づいちゃった親御さんだけは、

このことを一緒に考えてもらえませんか

子どもの、本来の成長のために

親ができることって何なのか

 

さっき、「教室での様子とあまりにも違う」と書きました

なにがどう違うか、説明しましょう

 

まず、目が違います

時間まで思い切り遊べる!という興奮状態のいい目でもあるのですが、

なんだろう、教室にいる時は、自分の足でしっかりと立とうとしている感じ、

でも、

親御さんの近くにいる時は、少しふらついている、自分で立とうとしていない感じ

だって、自分でしっかりとしていなくてもいいんだもの

親御さんが近くにいるんだから

 

だから、

子どもだけでいる時の空気と比べると、

穴の空いたバケツみたいに、パンクしかけのタイヤみたいに、

どこからか、何かがすーすー漏れているような…そんな空気を感じます

 

「荷物持ってて!」

「トイレ!」

「あれはどこ!?」

「ちょっと来て!」

子どもたちは、親に強めの命令口調です

 

すごーーーーく違和感があります

うちでは、あり得なかったから…

私が厳しすぎたのでしょうか…

 

もしかして家の中でもそうなのでしょうか

「醤油!」と言われて、お醤油をはいはい、と差し出すのでしょうか

「のど渇いた!」と言われて、飲み物をはいはい、と差し出すのでしょうか

うちならまず、「醤油がなぁに?」と言い返し、ちゃんと言えるまで渡しませんが、

そもそもそんなことは幼児期に済んでいることで、

そんな言葉を子どもに掛けられることは、内でも外でもありません

 

そして、教室では、なにかトラブルがあると大人は私しかいませんから、

まずは、私に訴える前に自分たちでなんとかしようと四苦八苦しています

私に訴えたところで「自分たちで考えてみ」って

言われるのを承知しているというのもあります

いよいよ困ると訴えてくるし、私も絶対に手助けをしない訳ではありません

 

親御さんが近くにいると、トラブル発生と同時に、子どもの足はますますがたつきます

「どうにかしてよ!」と親に訴えてくる

親御さんも、どうにかしてあげようとする

 

なにしろ、これまでの活動の中で、

親御さんが自分の子に、びしっと厳しい言葉を掛けているのを、

ほとんど見たことがありません

 

言い方を直させたり、だめなものはダメ、と制止したり、そういう様子も見たことがありません

 

みんながいるから?

それでは…家の中では、結構厳しく言うのでしょうか…?

 

子どもは、家の中と外とで自分に対して言うことが違うことを、

察しています

家の中だろうと外だろうと、だめなものはダメだし、

言うべきことは言わなければならないし、

なにしろ、一番大事なのは、態度を変えてはいけないということです

 

たとえば、みんなでいるときに、よくない言葉遣いをしたら…

その場で、もしくは少し場から離して、「それは違うでしょう」と正せばいいのです

ぐちぐちといつまでも説教をして、

ちゃんと納得するまで説明せよ、ということではありません

いかんものはいかんのだ。とはっきり、きっぱり、短い言葉でひとこと

それだけで、子どもはわかります

感情を込める必要はありません

きちんとした言葉で、しっかりと心を込めるだけです

たいがい、子どもを叱る時は、親は感情を爆発させます

でも、それではなにも伝わらない

特にみんなの前で恥ずかしい叱られ方をしたら、たまったものではありません

でも、

いかんものは、いかん

びしっとひとこと

それで、次の瞬間は笑えばいいのです

ダメでしょ~なんてふにゃあ~って言うくらいなら、言わなくていいんです

みんなの手前、注意しなきゃあ~程度の思いなら

 

はて…

私は教室でそうしていますよ

「その言葉はいけない。」とたった一言。

大概の子は、二度と言いません

 

でも私も、親御さんのいる前で、いつものように、がなかなかできなくて、もどかしいのです

本当なら親が言うべきところだよなあ…という思いもよぎり

難しいですね、子どもも親を頼り切っている状態で私の存在というのは

…で、ふとわが子を見ると、全く寄ってこないし…

 

今は、事情があって、はじまりから私が参加していないというのもあり、

子どもたちに話す時間がないのですが、

私は子どもたちに話そうと思います

 

《放課後どんぐり》は子どものための時間

親子のための時間ではないんだよ

みんなで集まるには、親御さんに送迎の協力をしてもらわなくちゃならない

だから、付き添って来てもらっているけれど、

でも、一緒に遊ぶために集まっているのではないんだよ

せっかく子ども同士いっぱい遊べるのだから、

いつもみたいに、子ども同士で考えてみよう、解決してみようね

 

親御さんにも、この時間を大切に思ってもらいたいし、

子どもたちを遊びで満たす協力をしてもらいたいから、

なんとか一緒に方法を考えてもらいたいのです

 

「井戸端会議」必須

ということの意味は、

子どもなんか見ずにおしゃべりに夢中になっていていいですよ、ってことです

子どもと離れた場所に本部を作りましょう

荷物置き場を見張っていましょう

それで、おしゃべりしてましょう

川遊びとは違います

まあ、暗闇では一応、子どもの様子も見つつ…

 

そして、絶対に…絶対に…子どもの前で子どもの話をしないでください

これは、いつもお願いしていること

 

少しずつ、少しずつ…で、いいですから、頑張ってみてください

 

この時間がすごくナチュラルな、子どもにとって最高の時間になるように、

私はただそれだけを願って頑張っています

 

頑張るのは大人だけ

 

意識を変えるのは、大人だけです

 

子どもは、そのまんまで大丈夫

 

親と子の距離

とっても参考になる本をご紹介します

(私も最近教えていただき、読みました)

 

子どもを信じること 子どもを信じること
田中 茂樹 岡田 千晶

大隅書店 2011-09-10
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夜の公園

なかなかステキ

この公園にどれだけの思い出があるかなあ…と久々にあちこち眺めながら考えていました

近所にはスーパーがあって、商店街もありました(商店街はまだあります)

親が井戸端会議を始めると、「チャンス!」とばかりに子どもたちは勝手に遊び出します

親と子の世界は別々でした

もちろん、放課後、遊ぶために車でどこかに連れて行ってもらう必要など、

なかったのですから…

今の状態を不自然と言われれば否定はできません

でも、私はあきらめず、探し続けます

子どもたちのためなら、頑張れる親御さんばかりだから

今だけぎゅっと、と心に決めている人たちばかりだから

私の子育ては終盤近く

でも、まだまだずっと、応援したいから

 

《放課後どんぐり》

来週は、砂鉄集めリベンジ!

お楽しみに!

ぷろふぃーる
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